2012年4月12日 (木) 光とともに・・・自閉症児をかかえて

タイトルに書いてあるのは、私が最近読んだ漫画です。
丸岡図書館で見つけて、おもしろくて一気に読みました。


内容は自閉症の子のお話しで、家族で奮闘しながら子育てをしていくという内容。

この本(漫画)を読んでから「自閉症」に興味を持ち、少し調べてみました。


自閉症とは生まれつき脳に障害があることです。
一人一人の症状は違うようですが、言葉の遅れや、人とのコミュニケーションが苦手といったことがあるようです。

ただ、調べてみて驚いたことがありまして、
自閉症の方は人の手を借りたり、出来ないことが多くありますが、
出来ることは素晴らしい才能を発揮するようです。


例えば、「光とともに」では、
一度覚えたことはずっと忘れない。約束は必ず守る。パズルを裏にして作る。
(このパズルはお父さんもしていましたが、かなり苦戦していました。)
学校で野菜作りを毎年するのですが、葉っぱを見ただけで何の野菜か分かったり。
何種類もの電車の名前を覚えたり。


他に調べたことでは、芸術的才能が隠れているようです。

普通の人よりも心で感じる力が強いのか、画家、書道家が多いようです。
自閉症の方のピアノを聴いたことがあるのですが、とっても音が綺麗でした。透き通った音色でした。
私には忘れてしまった、心の純粋さを感じました。


身近にはピアノを習っている自閉症の方はいませんが、もしかすると才能が眠ったままのピアニストがいるかもしれませんね。
是非お会いしたいですね。