2012年2月22日 (水) ペダルの魔法

ペダルの使い方、ペダリングの話しをしますね。



ピアノのペダルには2本式と3本式があります。
今日は、その中でも右側のペダルの「ダンパーペダル」のお話しをします。



ペダルを踏むとダンパー(抑音装置)があがり、全ての弦が振動します。
でも、最高音の弦の振動は弱いので、約20の鍵盤にはダンパーがついていません。

だから、高音の音は響きっぱなしなのです♫



さて、ペダルの踏み方ですが、実は踏み方にも4種類あります。

自分の耳で聴き分けて、ペダルを自由自在に操っていきましょう~。




①「拍と同時ペダル」
その音を強調したいとき、印象づけたい時に使用。



②「切って分けてペダル」
レガートや和音のときに、音と音をつなげたり分けたりしたいとき。
(音が混ざって汚くならないように注意!よく聴きながら使用しよう!)



③拍前ペダル
前打音のときやアルペジオのとき。



④ハーフペダル
浅く踏むことで、もやのかかったボワッとした表現をしたいときや
前の音の響きを残したいときなど。



ピアノにとってペダルとは魔法のようなもの☆*:;;;;;;:*☆
ペダルを使った瞬間に、曲の印象が変わります。
音のボリュームや印象、響きが倍増します。


上手にペダルを使わないと、ダメなところが倍増する場合も・・・・ガ━(;゜д゜)━ン!!


楽譜や先生に頼らず、自分の耳でしっかり聴き分けて演奏しようね。
魔法使いになった気分で、ペダルを操るのだ(o→ܫ←o)タハ♥♦